香川県産にんにく!?
あまり広く知られてはいませんが、実は香川県のにんにく生産量は青森県に次いで全国2位。その香川県でも東讃地方ではさぬき市津田町近辺で多く栽培されています。
近年、安価な輸入品のにんにくが多いですが、香川県産品は高品質で市場からも高い評価を得ています。
松本ファームのにんにく卵黄「仙人力」で使用しているにんにくはこの地元の契約農家から直接購入しています。同じ地元で生産されているから安心です。
築地市場でも指名されています
さぬき市産のにんにくが市場に運ばれる場合はJAを通しますが、築地市場では「○○のにんにくをください!」と、こちらのJAを指名されるそうです。
流通量が少なく貴重なにんにくですが、仙人力はさぬき市産のにんにくを思い切って贅沢に使わせていただいております。
- 種子をしっかり選別する
- 土寄せを十分に行う
- 土壌の水はけの良さ
- 栽培管理により収穫期まで健全な葉を多く残す
香川県さぬき市は砂壌土で水はけが良く、冬場に霜があまり降りず茎葉の痛みが少ないので、にんにく栽培に適した土地です。
契約農家さんのにんにく生産は手間暇かけており、芽が伸びる都度にんにくが成長しやすいよう土寄せを行い、モミガラを入れ工夫をしています。こうすることで大きく膨れてびっしりと身が詰まったにんにくができます。一般的な大規模農場ではできない手間暇が高品質なにんにくにつながります。
にんにく農家のこだわり
良いにんにくは種の選別から。割高となっても良質の種を選びます。選別の目はプロならでは。栽培中も苦労を惜しまず管理を徹底し、丁寧に育てています。
また、発芽防止剤などのお薬は使用しませんので、にんにく専用の乾燥室でしっかりと乾燥させ、にんにくに最適な温度で保管しています。
香川県津田産にんにくが穫れるまで
- 9月
- 種子の選別。
- 9月中旬~下旬
- 圃場準備。
- 9月末~10月上旬
- 植え付け。
- 10月中旬~11月上旬
- にんにくの「割れ」防止のため、数回程度土入れを行います。
- 土入れ後
- 高品質なにんにくを育てるため、マルチと呼ばれる覆いをします。
- 4月中旬
- とう(芽)を摘み取ります。にんにくにしっかり栄養を貯めるためのつみ取りです。
- 5月上旬
- 生にんにくは摘み取りから20日程度で収穫をします。
(乾燥にんにくは30日程度の間を置くそうです。(5月下旬))