松本ファームの烏骨鶏さんが食べている飼料のお話。
飼料はとうもろこしがその半数の割合程度を占めますが、PHF(ポストハーベストフリー)のとうもろこしを選んでいます。
とうもろこし、美味しいですよね。
なので、収穫後に虫が付いたり、菌が出たり、カビが生えたりします。
自然な環境では当たり前の現象です。
飼料用のとうもろこしは海外から輸入しています。
海外のとうもろこし農場から松本ファームの鶏舎に運ばれるまで長い時間がかかります。
その間に虫が付いたり菌が出たりカビが生えたりしないよう、一般的には収穫後に農薬を使用するそうです。
(ポストハーベスト農薬:収穫(ハーベスト)された後(ポスト)に散布する農薬)
通常、我々が食べるお野菜が畑で農薬が使用されていても収穫前に雨で流されたり、自然界で薄まったりする訳ですが、収穫後の農薬って不安です。。
そのような不安があり、収穫後に農薬を使用しないPHF(ポストハーベスト「フリー」)のとうもろこしを選んでいます。
(ただし、輸出入国で法令上義務付けられるものは使用されます。)
収穫後に必要以上の農薬を使用しないので、その管理に手間がかかるため割高な飼料にはなりますが、烏骨鶏さんの健康はもちろん、そのたまごや、烏骨鶏をスープにされる等、皆様には安心して食して頂ければと思います。
今年もその証明書が発行されました。
PHF(ポストハーベストフリー)のとうもろこしが他と混ざらないよう分別して管理し、きちんと飼料を製造しましたという証明書です。
大切な烏骨鶏さんのことを想い、飼料メーカーと検討を重ねること一年以上、プレミアムな飼料を作り上げました。
これからも安心安全なたまご・烏骨鶏をお届けしてまいりますので、引き続きよろしくお願いします。